2016年03月02日

42. 飯生(いいなり)神社 〜北海道山越郡長万部町〜

冬が訪れて真っ白な世界になり、寒くてなかなか外出するのも億劫になる今日この頃で神社へもあまり行けてない今日この頃です。

そんな時の為に雪がない間に撮りためておいた神社を今回は紹介したいと思います。


『飯生(いいなり)神社』

所在地  山越郡長万部町字長万部379番地
御祭神  天照大神(あまてらすおおみかみ)
      大國主命(おおくにぬしのみこと)
      倉稻魂命(うかのみたまのみこと)     
社格等  旧村社
例祭   8月11日
鳥居   明神鳥居
拝殿   神明造

【由緒】
安永2年漁業の繁栄を祈念して建立したことに始まる。文化13年に新たに京都伏見稲荷神社より御分霊を勧請し、昭和5年神饌幣帛料供進神社に指定された。昭和8年現在地へ移転遷座、氏子町民敬神の念篤く、現社殿を昭和60年に造営し、現社務所を平成12年に造営した。


7.JPG



私の母は北海道後志管内の寿都郡、黒松内町の出身で、毎年お盆には祖父のお墓参りで家族で訪れます。
昨年も例年通りお墓参りをしに大好きだった祖父に手を合わせに、そしてあの長閑で自然が多い土地に触れたくて行ってきました
お墓参りの時にはだいたい長万部に住んでいる母の兄(私からみると叔父)夫妻の家に一度立ち寄って、みんなでお墓参りを済ませて現地解散というコースです💡

長万部といえば毛ガニやホタテや温泉など、人気のものもありますが最近だと”まんべくん”かな

長万部町に入り国道を走っていると遠くに派手な物体が動いてました

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なんだアレは!?

・・・あのカラーリング・・・あのフォルム・・・

2.JPG


まんべくん(笑)
走行中の車から咄嗟に撮ったのでブレブレだけど、通りすがりに車の中から手を振ったら振りかえしてくれました(笑)

すごい偶然(笑)
そう、ここは長万部・・・
だけど当たりを見渡してもメジャーな施設はないし、スタッフさんもカメラマンさんも付き人みたいのは誰もいなかった。

普段から一人でブラブラと歩いてるのかな!?
この暑いお盆時期に・・・中の人、辛くないのかな・・・(笑)
これって長万部では普通の光景なんでしょうか?
謎です(笑)

その後、叔父の家について一休み。
お墓参りに行く前に1時間ほど休憩することになり、ふと、「そういえば近くに神社があったはず・・・」 と幼い頃の記憶を思い出して、みんなが談話してる間に一人で参拝に行ってきました。


3.JPG


記憶ではこの大きな鳥居を覚えているだけで神社の名前も知りませんでした。
親戚のお姉ちゃんとこの辺りを散歩した記憶・・・すごい幼い頃の記憶です。
今でもその神社はありました。

鳥居をくぐったところに碑石が建てられていました。

4.JPG

5.JPG


今更ながら知ったけど、歴史を語るものがここには残されていたんですね💡

調べによると、ここは1856年(安政3年)に江戸幕府から北方警備の命を受けた南部藩が、南部藩室蘭陣屋の長万部分屯所として開設した陣屋跡があるそうです。
現在も当時の豪や土類が残っているんだそうですが、訪れた時は時間もあまりなかったので見ることはできませんでした

鳥居から右に湾曲した参道の先に社号標が現れました。

6.JPG


少し期待させるニノ鳥居と階段

8.JPG


階段を登りきると・・・

9.JPG


あれ、案外フツー・・・

11.JPG手水舎


個人的には古めかしい境内やお社が落ち着くし好きなんですが由緒にも書いてあるように、社殿を昭和60年に造営、そして社務所を平成12年に造営しているので真新しく感じるのと、参道が舗装されてるのでちょっと感素な感じがしました💦

とはいえ、この飯生神社は長万部町では一番大きな神社で町民である氏子さん達がこの神社のお世話をしたり、建て替えなどをしてくれているそうです
そういう意味では町民に大切にされていて良かったなぁ〜と感じます

道内も過疎化していく町村はたくさんあります。
それに伴い、忘れ去られて消えていく日本の文化がたくさんある中で、こういう小さな町でも未だに大切にされている神社を見るとホッとしたりします
町内の方からすると私はきっと部外者ですが・・・(笑)

参道の左側は社務所、右側はまだ草木が残されているのですが、そこにちょっと変わった木がありました

10.JPG


草が茂っててちょっとわかりにくいかもしれませんが、根本のところで枝分かれして四方八方に広がりながら枝が伸びています。
どうしてこんな形になったんだろう?
木と話せるなら聞いてみたい

12.JPG 13.JPG
狛犬さん  右:吽形  左:阿形

ここの狛犬さんは控え目でコロンとした、気さくで陽気な狛犬さんでした
暑いのにお勤め大変ですね〜💦

14.JPG
拝殿


遠目に見た時は簡素な感じがしたものの、近くへ寄るとズシッと重みのある感覚でした💡

15.JPG
神額


『飯生(いいなり)』って聞き慣れない単語ですよね。
不思議に思ったのですが、由緒を読むと一目瞭然でした

”文化13年に新たに京都伏見稲荷神社より御分霊を勧請し・・・”

また、御祭神の倉稻魂命様は稲荷系の神様。
なので元々の”稲荷(いなり)”を変化させて”飯生(いいなり)”にした、ということですね。
そのまま”稲荷神社”とするのは何かアレだな〜ってなったんでしょうかね💧(笑)

16.JPG
拝殿から参道の眺め


ここから町と海を見据えてこの町の全てをずっと見守ってるんですねぇ

私の親族たちをいつも見守りいただきまして有難うございます・・・
これからも何卒宜しくお願い致します・・・

そんな風に御礼を述べさせていただきました。

なんだかんだ言って、産まれた頃から毎年の盆暮れ正月には黒松内町の母の実家と長万部町の叔父の家に泊まりに来ていて、祖父が亡くなってからは毎年のお盆に祖父のお墓と叔父の家に来てるから私自身もお世話になってるといえばそうだな・・・と思い直して、

私たち家族の道中も見守ってくださって有難うございます・・・

と付け足し💦

また来年来ます、と挨拶をしてこの場を後にしました
posted by RYO at 00:31| Comment(0) | 神社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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