2014年11月25日

27. 住吉大社(すみよっさん) 〜大阪市住吉区〜

大阪は住吉区住吉にある住吉大社。
ここは古くは摂津国 (せっつのくに=大阪府北西部と兵庫県南東部を占める旧国名) の中でも、由緒が深く、信仰が篤い神社として、「一の宮」という社格がつけられ、人々に親しまれてきました。昭和21年までは官幣大社であり全国約2300社余の住吉神社の総本社でもあります。
地元大阪では「すみよしさん」または「すみよっさん」などと呼ばれています。


『住吉大社』(すみよっさん)

所在地 大阪府大阪市住吉区住吉2-9-89
主祭神 第一本宮 底筒男命 (そこつつのおのみこと)
     第二本宮 中筒男命 (なかつつのおのみこと)
     第三本宮 表筒男命 (うわつつのおのみこと)
     第四本宮 神功皇后 (じんぐうこうごう)
社格等  式内社(名神大)
     摂津国一宮
     二十二社(中七社)
     官幣大社
     別表神社
例祭    7月31日
鳥居   明神鳥居
拝殿   住吉造

【由緒】
「日本書紀」や「古事記」の神代の巻での言い伝え
伊邪那岐命 (いざなぎのみこと) は、火神の出産で亡くなられた妻・伊邪那美命 (いざなみのみこと) を追い求め、黄泉の国(死者の世界)に行きますが、妻を連れて戻ってくるという望みを達することができず、逆にケガレを受けてしまいます。そケガレを清めるために海に入って禊祓いしたとき、住吉大神である底筒男命 (そこつつのおのみこと) 、中筒男命 (なかつつのおのみこと) 、表筒男命 (うわつつのおのみこと) が生まれました。

御鎮座の由緒
第十四代仲哀天皇の妃である神功皇后 (じんぐうこうごう) の新羅遠征(三韓遠征)と深い関わりを持っております。神功皇后は、住吉大神のお力をいただき、たちまち強大な新羅を平定せられ、無事ご帰還を果たされます。この凱旋の途中、住吉大神のお告げによって、この住吉の地に祀られることになりました。



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大阪での仕事が終わり、関空から札幌へ帰る途中に立ち寄りました
南海本線の「住吉大社駅」で下車。
改札を出ると、

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わかりやすッ(笑)

矢印の通り出口を出て左を向けば、視界に鳥居が入ります
駅から近くて助かります

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右見て、

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左見て、

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この道路を渡ればすぐです。

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社号票

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この日は雨でしたが、七五三で正装をしたご家族連れが結構いました。
普段はもう少し落ち着いて見て回れるんでしょうけど・・・

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第一鳥居


ここまで来ると、気が引き締まります
凄く大きな狛犬さんが私を見張っていますあせあせ(飛び散る汗)
この結界をくぐれば住吉大神様の手の内
なんて思いながら気を引き締めていざ・・・

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参道左手

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参道右手


正面には朱色の反橋

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そして出店も出ています。
これはいつもあるのか、それとも七五三だからなのかわからなかったけど、道民の私にはもうここまでで結構お腹イッパイです(笑)

北海道には参道からしてこんな立派な神社はなく、由緒と歴史深い神社はこういうものなのか
と既に感動していました

ま〜〜〜とにかく敷地が広いです

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着物を着て赤い傘を持った母娘がとても画になっていました

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変色した狛犬さんがまた時の流れを感じます

反橋のてっぺんまでくると視界が開け、楼門が現れました

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左右にはお堀。
鴨もいました

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振り返った画がまた素敵

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「住吉の象徴として大変有名で太鼓橋 (たいこばし) とも呼ばれ石の橋脚は慶長年間に淀君が奉納したものであるといわれております。昔は、この橋の近くまで波が打ち寄せられていたそうです。川端康成が、小説『反橋』で「上るよりもおりる方がこはいものです」と書いたことでも知られています。夜は21時までライトアップされ、関西夜景100選にも選ばれています。

この橋を渡るのは、神さまに近づくのに罪や穢 (けが) れを祓 (はら) い清めるためです。反っているのは、地上の人の国と天上の神の国とをつなぐ掛け橋として、虹にたとえられていました。」
(住吉大社HPから引用)

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手水舎で手を荒い口を漱いで、

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手水舎


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楼門から右側の眺め

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楼門から左側の眺め


ここも広い
ぐるっと回るには時間がなくフライトに乗り遅れたら困るのでやめましたあせあせ(飛び散る汗)
いよいよ楼門をくぐります

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するとその向こうは・・・見るからに手強そうな広さexclamation×2
そして、何とも言えない空気感

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さて、どこからどう回ったらよいものか・・・

おもしろい御守りがありました
「知恵の種」

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「うさぎみくじ」という可愛いウサギさんの御神籤も

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何故ウサギなのか、後に分かりましたひらめき

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神籤掛けと絵馬掛け

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塀の中には大きな拝殿が4つ、小さなお社も幾つか・・・
勝手な参拝もできないな〜と思い、授与所で伺ったら丁寧に教えてくれました。
正面から向かって一番奥に第一本宮(底筒男命) 、その手前に第二本宮(中筒男命 )、またその手前、楼門から一番近いところにあるのが第三本宮(表筒男命)、その右にあるのが第四本宮(神功皇后)、この順序で参拝すると良いそうです
あとはご自由に・・・と。
「五大力の御守りはご存知ですか?」

五大力??
何か尋ねたら、隣りにいた大阪のおばちゃんが手のひらにある三つの小石を見せてくれて、
「コレ。あっちの方にある石の中から”五”、”大”、”力”って書いてある石を自分で見つけて御守りにすんねんで。
そして御守り袋はここに置いてるから入れてもらうんよ」
と笑顔で教えてくれました

大阪には何度か来ていますが、今のところ、「地元以外の国内で住むとしたらどこがいい?」と質問をされたら断然1位は大阪です
会話のテンポや気質も自分に合ってるし土地柄が好き
そして人柄が好き
中には「関西の人は冷たい人が多い」っていう方もいますが、私は冷たくされたことはあまりなくて親切にしてもらった記憶の方が多いです
まあ性格はそれぞれあると思いますが、このおばちゃんみたいにフレンドリー

せっかくなので”五大力”も手に入れて帰ろう

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ちょっと歩いて気がつきました。

「あれ、トランク引きずりにくいな・・・あせあせ(飛び散る汗)

地面はほぼ全面玉砂利。
トランクのキャスターが埋まって引っぱりにくい
仕方ない、持って移動するしかないか・・・

大阪に来て食べようと思っていた551の豚まんを帰札する当日まで買いそびれていたので、住吉大社へ来る途中に乗り換えの難波で仕入れ、持って歩くの嫌だから途中のベンチがどっかで食べようと思うも、人気の少ないちょうどよい場所にあるベンチがなかったので「最悪は電車内だな」と思い電車に乗り込んでみると狭い車内に広がる豚まん臭・・・
さすがに気まずくなって車内作戦は変更。
住吉大社の手前か中かどこかで腰を降ろせるところがあれば・・・
でも外は雨。

結局551の紙袋を手にぶら下げたまま、そして右手にはホテルを出た時にコンビニで仕入れたビニール傘、方にバッグ、そしてトランク・・・と酷い出で立ち(笑)
因みに551は雨に濡れて冷え冷えの紙袋がしっとり・・・(笑)

その格好で敷地内を重たいトランクを持ち上げながら歩き回りました。
後から筋肉痛になったのは言うまでもありません(笑)

それは余談ですが、まずは第一本宮exclamation

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そして第二本宮exclamation

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次に第三本宮exclamation

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・・・ってお社を撮り忘れexclamation
痛恨のミスexclamationむかっ(怒り)(笑)

最後に第四本宮exclamation

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色々と補修などをしてる最中のようですねひらめき
本来は社額の下に白い布がかかってる部分、そこに松の絵が描かれた金扉があるのですが、残念ながら全て見れませんでした。

ここら辺は参拝していても次々と他の方やお子さんが来るのでユックリご挨拶はできなかったので続いて他を見て回りましょう。
トランクを持ち運んで・・・

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そうそう、さっきのうさぎみくじ、こういう理由から生まれたようです

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住吉大社は国宝や重要文化財などがとても多いです。
そういう視点で見て歩くのもよさそう

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縁結びの神様もいますよ

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小さな人形がたくさん置かれていますが、これに名前を書いてお供えするそうですひらめき

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右奥の本殿の出口から出て周りの摂社と末社などを回っていきます。
ハッキリ言って、本殿があるところよりも、この塀の外の方がとても神聖な感じがします
個人的にとても好きな感じです

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また鴨がおりました

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石舞台

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これはもしやexclamation&question

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おばちゃんが教えてくれた”五大力”exclamation×2

早速3つの小石を探して御守り袋に入れてもらって持ち帰りました
意外とすぐ見つかった

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海龍社は通路側の方が表かと思いきや裏へ回ってみると鈴が。
こっちが表なのかな?

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この門の向こうにも更にお社がまだまだあります。

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立聞社

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貴船社

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うどん屋さんもありました

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先ほどの狐様のところから奥へ行くとうどん屋さん、その向かいに楠裙神社。
御神木の前に鳥居がありますが、更に進んで行くと楠裙神社のお社がありました。

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この楠裙社、お稲荷さんとして”商売発達・家内安全の神様”として昔から大事にされてきたそうです。
毎月授かる「招福猫(しょうふくねこ)」は有名で、奇数月は左手を、偶数月には右手を挙げた小猫を毎月集め48体そろうと、満願成就の証として納めるそうです。
そして一回り大きな招福猫と交換してもらい、今後のご繁栄を祈願するそうです。

私が行った時は奇数月。
左手を上げた招福猫さんをいただいてきました

するとそこにホンモノの猫さんが

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まだまだ続きます。
トランクを持ち運んで・・・

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王子社

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新宮社


だんだん疲労してきて写真の撮り忘れが目立ちます(笑)

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八所社

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今主社

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斯主社

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薄塁社

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招魂社

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五社(大領社・板屋社・狛社・津社・高木社・大宅社・神奴社)

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后土社

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星宮

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一寸法師がいましたexclamation

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海士子社

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児安社

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種貸社

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この木にはホンモノの白ヘビさんが住んでいるそうです

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楠高社

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でも最近は茶色のヘビさんが増えてきたそうです・・・

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伊勢神宮遥拝所

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このお社?
真ん中に鏡があるのかと思って近づいてじーっと見てみても自分の顔が映らない・・・
変だな〜と思って色んな角度から見ていると突然、背後から「それは穴が空いてんねん」と天の声exclamation&question

ビックリして振り返ってみると白いジャンパーをきたおっちゃんがにこやかに立っていました。
いつの間にそこにexclamation&question

「そこな、穴が空いてるやろ。その穴の空いた方向の先に伊勢神宮があって、そこへ向かって参拝すると伊勢神宮に参拝したことになるねん」

おっちゃんは色んな事を話してくれました。
住吉大社の事、人の生き方の事、悩み、未来・・・
今の私にピッタリなお話し。

正体が気になって、「ここの方なんですか?」と尋ねてみました。
その質問におっちゃんは、「人に色々教えるのが好きでボランティアでやってんねん」と。

おっちゃん「あっちの神社は行ったん?案内しよか?」
私「17時前の飛行機で札幌へ帰らないといけないのでもうあまり時間がないんです」
時計は16時になろうかというところ。
「そか。それなら飛行機乗った方がええな。」
とニコニコして本殿の入り口の方へと去っていきました。

大阪の人は親切やな〜なんて思い、最後の建物は、

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おっちゃんが説明してくれましたが、古書が納められている建物。
色々読んでみたいけど入れませんたらーっ(汗)

もう本当に時間がギリギリあせあせ(飛び散る汗)
ちょうどここで全部見終えました。
(後で調べてみたらまだ見てないところがあったのですがたらーっ(汗))

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本殿の方に戻って、さっきの白いジャンパーのおっちゃんが気になって授与所に再度立ち寄って、
「先ほど”ボランティアでここに来てる”って言っていて色々教えてくださったオジサンがいたんですが、どちらの方なんですか?」

すると巫女さん達はキョトンとした顔で頭の上に「???」。

「あれ、白いジャンパー来て左手に水晶の念珠付けてて、ジャンパーの背中に”OSAKA”とかって書いてあって・・・そういう人、ボランティアでいませんか?さっき会ったんですけど・・・」

更に巫女さん達の頭上に「???」
「いえ、そういう人は・・・こちらの方では誰かに依頼もしてませんし・・・」

「そうですか・・・」

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反橋を戻りながら、
「さっきのは一体誰だったんだろう・・・聞いてもないのに色々と話してくれたし、基、気付いたらイキナリ後ろにいたし、視界に入らなかったけどどこから来たんだ?・・・」
ずっとそんな事を考えていて、電球が点きましたひらめき

exclamation×2
もしかして白狐様exclamation&question

そんな、まるで”狐につままれた”気持ちで住吉大社を後にしました

鳥居を出た瞬間、空に鳩の群れが飛び立って、ずっと頭上をグルグルと回っていました

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posted by RYO at 17:57| 北海道 ☔| Comment(2) | 神社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
住吉大社で毎月の最初の初辰の日に住吉大社の案内をしております。詳しくはこちらからお問い合わせください。  住吉歴史案内の会 でホームページを開いてください。その他のコースもいろいろありますよ。
Posted by 井 㓛勝  たかい のりかつ at 2017年01月18日 18:11
>井さん

お知らせありがとうございますm(_ _)m
初辰さんの猫さんとても可愛くて好きです♪
札幌住まいなのでなかなか毎月訪れるのは叶いませんが(^_^;)
Posted by RYO at 2017年01月23日 20:48
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